効能・効果

さまざまな効能を持つスーパーフードのモリンガですが、それゆえに副作用なんかもあるのではないかと心配される方もいらっしゃるかと思います。

今回はモリンガの副作用について、解説したいと思います。

妊娠中は念のため控えたほうが安心

一般的には、モリンガは妊娠中には注意して下さいと言われていますので妊婦さんは念のため控えたほうが安心です。

厚生労働省のHPにも以下のように掲載されています。

Moringa oleifera（以下「モリンガ」という。）及びその加工品については、現在、国内において販売されているとの情報は得ておりませんが、外国の事業者のホームページにおいて、日本語での販売宣伝例があります。　極めて限られた情報として、モリンガの葉の抽出物を妊娠ラットに対し高用量を経口投与したところ、流産がみられたとの文献報告がありました。　このため、モリンガ（加工品を含む。）の摂取に際しては、妊娠している方又は可能性のある方は十分にご注意して下さい。　なお、国内におけるモリンガの加工品の販売につき照会した事業者に対しては、仮に販売する場合には妊婦等への注意喚起表示をするよう指導しました。

引用：厚生労働省HP　https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/hokenkinou/4e-3.html

モリンガの根っこは、その昔にお薬としても利用されていたこともあり、流産を誘発する恐れがあると報告されています。

ただし、それは根っこの話なので相当神経質になる必要はないと思いますが、一応モリンガの葉や種など別の部位であったとしても同じ植物には違いないので、厚生労働省からもこのような形で念のため注意喚起として記載されているのだと思います。

（※部位ごとの効能・効果はこちらからご覧ください）

母乳育児中だけどモリンガを飲んでも大丈夫？

母乳育児中のお母さんは、赤ちゃんのことやお母さんご自身のことを考えて、身体の状態にはより一層気を使っているかと思います。私もその一人でした。

とくに母乳育児は、栄養が赤ちゃんにいくので自分は貧血で倒れちゃいそうだーと思っていました。疲れも取れないし寝不足でいらいら。。。。

実はモリンガは、原産地の北インドにおいて“マルンガイ”と呼ばれており、意味は“母親の親友”という意味なのだそうです。

つまりインドでのモリンガは、赤ちゃんを育てるお母さんのための食べ物である、とされているんですね。

モリンガには鉄分、タンパク質、ビタミンB1・B2と葉酸が多く含まれています。

https://moringa-magazine.com/indications/19.html

母乳は血液から作られているため、母体は鉄分を多く必要とします。また、たんぱく質は、母乳の主成分となりますので、母乳育児中のモリンガはお母さんの強い味方ということになりますね。

バランスが大事！

もちろん、どの食品にも人それぞれ合う合わないがあるかと思いますし、バランスを考えずに過剰に摂取しすぎることはどんな食品であれよくありませんので、しっかり身体のことを考慮しながらバランスよく摂取していきましょう。

たとえば、摂取量が多くなると便が緩くなってしまったりするので、注意が必要です。（便秘のときには良いのですが！）